拡散接合とは、接合しようとする面を清浄化し、高真空あるいは不活性雰囲気にて材料を再結晶以上に加熱し、比較的小さな力で加圧し、材料間の原子相互拡散により接合する方法です。
- 拡散接合の特徴
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- 他の溶接では不可能な、異種金属の接合が可能です。
- 中空部品の製造が可能です。
- 接合による変形量が小さく、精密部品の接合が可能です。
- 面接合であり積層も可能です。
- 適用例
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表に○で示す材料の組み合わせは接合可能なものです。
※空欄の組み合わせについても、目下確認テスト中です。
チタン
チタン合金銅・銅合金 ステンレス鋼 工具鋼 鋼
低合金鋼ニッケル
ニッケル合金コバルト合金 アルミ チタン・チタン合金 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 銅・銅合金 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ステンレス鋼 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 工具鋼 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 鋼・低合金鋼 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ニッケル
ニッケル合金○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ コバルト合金 ○ ○ ○ ○ ○ アルミ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○